「J系ラーメン 豚五郎」(学芸大学)の二郎ラーメンを食べて来た~二郎系(?)と横浜家系(?)の2種類があるラーメン屋で、昼は半ライスがおかわり自由

学芸大学駅から徒歩30秒。東口を出て、八百屋「ボラボラ」の角を曲がった路地に「J系ラーメン 豚五郎」というラーメン屋ができました。本当は二郎が好きなジロリアンに行ってもらって、感想を聞いてから行こうと思っていたのですが、どうも気になっちゃってフライングw

看板にもある通り、J系=二郎系のラーメン屋なのでしょうが、「with 横浜家系」ともあります。なーるほど。きっと前店「学大家」と経営は同じで、「学大家」時代のラーメンもまだあるということですな。あのラーメンが家系と呼べるのかどうかはさて置き。私としては家系とは呼びがたいラーメンだったと記憶してます。

※経営実態の詳細に関しては後述

それはともかく。食券機はこんな感じ。上段の黄色い部分が新たに加わった二郎ラーメン。二郎って言っちゃってるw 中段のオレンジ部分が以前のラーメン(or それに類するラーメン)でしょう。

二郎ラーメンの食券を渡すと「ニンニク入れますか?」と聞かれます。せっかくだし入れてもらいますかね。

ちなみに、私は二郎を二度しか食べたことがありません。目黒と歌舞伎町です。最後に食べたのは15年ほど前。二郎の記憶はほとんどなく、ただ、いい印象は持っていませんw 二郎インスパイヤも食べたことがないです。そういう嗜好・経験値の人間が以下を書いているということをあらかじめお知りおき頂けると幸いですwww

ニンニク、野菜マシ(マシマシ)、アブラ、カタメなども二郎的なんでしょうね。黒ウーロン茶(200円)を売っているあたりもそう?

店内には「学大家」の名残が見て取れます。ランチ時の半ライス食べ放題のポップとか、カウンターに配されたニンニク、トウガラシとか。あ、「学大屋」とみずから店名を誤字。お茶目w

そんなこんなでラーメンがやって来ました。

具はモヤシ、キャベツ(少々)、チャーシュー。デカっ!というほどのインパクトはありません。大きさは想定内。まずはスープをひとすすり。

激甘。激しょっぱい。あえて例えるならすき焼きの割りしたのような味わいです。ニンニクがきいています。背脂も結構入っています。あとで聞いたのですが、ベースは豚骨で、醤油は学大家のラーメンとは変えているそうです。

麺は太麺で弾力があってブリブリ。麺にスープがよくからみます。麺自体もスープを吸ってるのか味が濃い。先日、店頭に大橋製麺多摩と菅野製麺の箱がありました。おそらくはどちらかの麺なのでしょう。

チャーシューの塊がふたつ入っています。柔らかくて食感はいいのですが、こちらもかなりしょっぱめです。こんなにモヤシ食えるかなぁと思っていたのですが、むしろ逆。サッパリとしたモヤシがわずかにこのラーメンを食べやすくしてくれました。

食べていたら「ひろぽん」と声がかかりました。振り返ると知り合いがw なんかね。気まずいねw つうか、店内写真(上記)見たら写ってたw 気づかなかったよ、フタマタ君w(二股しているというわけじゃなく、本当にフタマタという名前。クン呼ばわりしてるけど、私より6歳ほど上)

パッと見はそれほど大きくないのですが、食べ進めていると丼の深さを思い知らされます。なかなか麺が減りません。とはいえ、思っていたよりも楽に食べられました(量的な意味で)。ただ。

「飲み干すな」

体が危険シグナルを出します。これをすべて飲み干すのは絶対、体によくないと。基本的にはどんなラーメンでもスープを飲み干すのですが、ここでは残しました。隣の20代半ばと思しきあんちゃんもスープをがっつり残してたから、40代のおっさんが残してもいいっしょw

先述の通り、二郎をよく知らないので、このラーメンが二郎系なのか二郎インスパイヤなのか、二郎に似ているのか似てないのかはわかりません。ただ、こうして書いている最中にLINEがきて、二郎に行っている人が食べに行ったそうです。「二郎ではない他のもの」と言っていましたw

ですから、二郎云々は置いておいて、ラーメンとしてどうかと言いますと……まあねぇ。おそらく、こういう類のラーメンはこうなのでしょう。どうなんだw

ま、ラーメンの好みなんて十人十色ですからね。興味を持たれた方は実際に食べて、ご自身の舌で確かめてみて下さい。と書いちゃうと身も蓋もないんだけどw

J系ラーメン 豚五郎
東京都目黒区鷹番3-1-9

ラーメン プロの技術 (柴田書店MOOK)

「豚五郎」って誰がやってるんだろう。これは迷走?それとも戦略?

さて、「豚五郎」の経営実態に関してです。正確性は保証しませんw

「豚五郎」のスタッフに聞いて、「学大家」と運営は同じだというのは確認済みです。「学大家」は武蔵新城の「濃厚豚骨ラーメン こく丸」と同じ会社、有限会社シーフレッシュが運営していました。秦野市にある「豚骨軍団」も同社。アルバイト募集告知から判明しました。つまり、「豚五郎」もおそらくは有限会社シーフレッシュでしょう。

また、この会社(店舗)にはマーコという人物がからんでいます。「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」の会長で、ラーメン店のコンサルティング活動(プロデュース・店舗再生)をしています。そして、少なくとも「学大家」「こく丸」は同氏のプロデュースです。

マーコの辛口ラーメンチェック:マーコ プロフィール

まあとにかく、”家系”だった店で”家系”を残しつつ”二郎”を始めるというアクロバット。さてどうなるこ……いや、待てよ。

あえてインパクトのある”二郎”を始めて注目を集める。来た客の多くは”二郎”を食べて「うわっ」となる。次に学大家時代の”家系”を食べる。「あ、こっちはいいじゃん」となる(相対的に)。つまり、この”二郎”は”家系”の評価を高めるための一種の当て馬!?w

単なる迷走なのか、したたかな戦略なのか、それとも本気の”二郎”なのか。どうなんだろねw

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後藤ひろし(ひろぽん)

雑誌・書籍編集兼ライター、ウェブディレクター。主に学芸大学駅(学大)界隈で飲んでます。学芸大学で巡ったお店の数は約350軒。

https://twitter.com/gokky_510

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