Googleマップ(ストリートビュー含む)の最適な登録方法・手順を画像付きでわかりやすく解説してみました。特に飲食店、ファッション・雑貨店などの店舗、企業オフィスなど、来客のある商売に従事している方必見!

概要

この記事の対象者

オフィスや店舗(以下、店舗)を構えていて、来客があるような商売に従事している方。

この記事で紹介すること

店舗のGoogleマップへの最適な登録方法・手順。

目的

店舗情報、特に店舗の位置を正しく、わかりやすくGoogleマップに登録することで、来店してもらいやすくする。場合によっては客数の増加を見込む。

ポイント

  • 無料
  • 簡単
  • すぐできる
  • 継続するようなことではなく、たった一回の作業で済む

必要なもの

  • パソコンもしくはスマートフォン
  • メールアドレス(情報の追加・修正などをするためには、Googleへのログインが必須=メアドが必須となります)

※スマホの場合はアプリ「Google マップ – ナビ、乗換案内」が必要(Android/Apple
※以下はパソコンでの作業を前提にしています。スマホでもほぼ同様の手順ですが、PCのほうが断然楽にできます

目次

はじめに

「ホームページ作った方がいい?」

「フェイスブックとかインスタとかやったほうがいい?」

バーや居酒屋で飲んでいたら、店主からよくこんなことを聞かれます。けど、そんなことより先に、まずはGoogle対策をちゃんとしましょう。

対策といってもSEOとかそんな難しいことではありません。単にGoogleマップにちゃんと登録するってだけです。無料です。その場限り、一回こっきりの作業です。30分とかかりません。

「検索したら、ウチの店ちゃんと表示されるよ?」

いやいや。実は細かなテクニックがいろいろありまして。細かいといっても簡単ですが。

これで激的に売り上げが伸びるということはないかもしれません。けど、少なくとも損はありません。そして、少ないかもしれないけど、損失機会を減らすことができるかもしれません。ぜひぜひ、ためしてみて下さい。

※画像中、「10分 徒歩 – 自宅」といった表示が載っていることもありますが、「自宅」を適当な位置に登録しているので、本当の拙宅からの距離ではありませんwww

自分の店を検索する

誰でもGoogleマップに店舗を登録することができるので、もしかしたらあなたの店舗は誰かによってすでに登録されているかもしれません。あるいはまだ誰も登録していないかもしれません。ですから、Googleマップに自分の店が登録されているかどうかをまずは確認します。

Googleマップを開き、自分の店の店名を検索してみて下さい。もし検索結果に表示されなければ、以下のことを試してみて下さい。

  • Googleマップで店舗周辺を表示して、縮尺を変えつつ、目視で直接確認(登録されているのに、どうやっても検索に引っかからないということもある! Googleのせいです)。
  • Googleマップではなく普通のGoogle検索をして、「地図」をクリックしてみる(Googleマップで直接検索してもヒットしない(表示されない)けど、普通のGoogle検索であればヒットして、そこから地図に飛ぶとマップ上に表示されている、というケースもあります。Googleの仕様上の問題だろうと推察されます)
  • 店名と市区町村名を複数語検索する(例/目黒区鷹番 ファミリーマート)
  • いろいろな表記で店名を検索する(例/店名がファミリーマートであればfamily mart(半角英数字)、FAMILYMART(全角英数字)、ファミマなど)

それでもやっぱりGoogleマップに載っていなければ、新規に登録します。

なお、本当は登録されているのに、うまく検索されず、誰かが重複して登録してしまい、自分の店舗が複数登録されているというケースもあります。そういう場合は、どちらかをGoogleに削除してもらいましょう。情報が分散され複数あっても、特にいいことはありません。むしろ、せっかくの口コミなどが分散されてしまうともったいないです。

削除方法は不必要なマーカーをクリックして、「情報の修正を提案」をクリック。「閉業している、または存在しない場所」を「はい」にして、「存在していない」や「重複」を選択します。

ちなみに、上のケースでは「カフェ・ファソン」は店舗自身が登録したもの(Google マイビジネスで管理。詳細は後述)、「cafe facon」は第三者が登録したものです。カタカナかアルファベットかの違いで重複するということがよくありますね。余談ですが、いずれも店舗の位置が間違っていますw 千陽中目黒ビルではなく、その左隣、千陽中目黒ビルANNEXが正解。

新規に店を登録する

もし、あなたの店舗がGoogleマップに載っていなかったら、以下の手順でGoogleマップに登録します。

まず、地図上の載せたい場所をクリック。そのポイントで「地図に載っていない場所を追加」を選択。名前、住所、カテゴリ、電話番号など、必要事項を記入します。ここでの登録内容はあとで修正可能です。

カテゴリはあらかじめ用意されているものから選択します。その際、できるだけ細かく、具体的なものを選択しましょう。もしあなたがタイ料理店を経営しているなら、レストランでもエスニック料理レストランでもなく、タイ料理店にします。

気をつけることが2点あります。

ひとつ目は住所とマーカーです。マーカーの位置の住所が自動的に住所欄に表示されるのですが、これが正しいとは限りません。ちゃんと確認しましょう。もし違っていたら訂正するのですが、訂正したら勝手にマーカーが動くこともあります。マーカーと住所、いずれも正しいことをしっかり確認して「送信」を押します。なお、マーカーをつける位置についてはあとでも詳しく触れます(重要!)。

ふたつ目は店名です。店名に余計なキーワードを加えることはGoogleマップの規約で禁止されています。たとえば、店名を「学芸大学から徒歩1分。オシャレなダーツバー【little shot little(リトルショットリトル)】」としてはいけません。ごくごくシンプルに「little shot little」と登録して下さい。それで十分です。

店名の英数字は半角にしたほうがいいと思います。全角で登録されていると、半角で検索しても引っかからないというケースが散見されました(基本的には大丈夫なはずなんですが)。

登録の送信をすると、すぐに「公開のお知らせ」というメールがやって来ます。そしてしばらく時間を置いて、Googleマップを見てみましょう。

はい、ちゃんと登録されました。

Googleマップに登録すると、普通のGoogle検索でもこんな風に別個で表示してくれるようになります。これはお客さんにとってもわかりやすくて便利ですよね。

すでに登録されている店舗の情報を整える

登録した、もしくはすでに登録されていれば、営業時間や公式サイトのURLなど細かい部分を埋めたり、あるいは適切な情報に修正していきます。

店の位置を細かく調整

調整には2段階あります。

第1段階~位置がまるで違っている場合



これはまあ隣の建物ですから、そう大したことはありませんが、場合によっては本当にデタラメだったりもします。「データの問題を報告する」もしくは「情報の修正を提案」をクリックし、マーカーをドラッグして位置を調整しましょう。

で、次が重要です。

第2段階~入口にマーカーをつける

マーカーをどこにつけるか。できればお店の入口をマークしましょう。新規に登録すると、デフォルトでは建物の真ん中あたり(あるいは番地の中央など)にマーカーがつきます。ですが、基本的にはマーカーを目指してお客さんはやってくるはずですから、マーカーの位置に入口があればわかりやすいですよね。

「場所がわからなかったから、結局、違う店行ったよ」

そんなセリフを耳にしたことはないですか? すべてのお客さんが辛抱強いとは限りません。

「入口どこだ?」

「この建物のどこにあるんだ?」

こう思われるのを避けるために、わかりやすい位置にマーカーをつけてください。

そして、これにはもうひとつ重要なことが含まれています。マーカーの位置がストリートビューで最初に表示されるのです。

恵比寿の「スターバックス」です。建物の中心にマーカーがついています。そしてそのマーカーは正面入口とは反対の道に近い位置にあります。すると、建物の裏にストリートビューの基点がセットされてしまっています。

では、実際にマーカーを調整して、ストリートビューの基点も変えてみます。たとえば、学芸大学駅の韓国料理店「サランバン」。最初はこうでした。

その建物に「サランバン」があるのは事実。だけど、建物の中心にマーカーがあります。すると、Googleは住所(あるいはマーカーと一番近い道?)だけで判断し、ストリートビューの基点を建物の脇道に置いてしまいます。

けど、ここには入口はありません。パッとこれを見た人は「あれ? 入口どこだ?」って思いますよね。

そこで、マーカーを入口に合わせて設定します。

すると、(少々日数はかかりますが)ストリートビューの基点がお店の入口に修正されます。これならわかりやすい。

学芸大学駅の笹崎ボクシングジムです。ビルの1階には10軒弱の路面店などが連なっています。住所だけで登録されていて、ほとんどの店舗がビルの中心一ヶ所にかたまっていたのですが、店舗の位置をGoogleマップに対応させてみました。ストリートビューも各店舗の入口に対応しているので、とてもわかりやすくなったと思います。

位置とストリートビューを特に気にしてほしいのは、角に店舗がある場合、大きな建物の中に店舗がある場合、一般道と高速道路が重なって走っているような幹線道路沿いの店舗です。

たとえば中目黒駅近く、山手通り沿いのドトール。ストリートビューをご覧下さい。なんと、一般道の下、地面の下を走っている首都高にストリートビューが設定されてしまっています。トンネル内だから真っ暗! ひでぇw

Googleにはぜひ改善してもらいたいところですが、文句を言っていても仕方ありません。先述のように、マーカーを移動させてどうこうできるようなことではないので、面倒ですが、Googleに修正依頼を出しましょう。


ただ、この方法だとかなり時間がかかります。また、確実に修正されるとも限りません。もし、どうにかしたいということであれば、以下の「Google マイビジネス」を利用するといいでしょう。

参考:Googleマップ ヘルプ フォーラム:ストリートビュー画像について

2017年4月5日追記:修正依頼を出した約10日後、改めて見てみたら、ちゃんと地上にストリートビューが設定されていました。google内部でどう処理されたのかは、こちらからはうかがい知ることができません。ですから、この修正依頼により修正されたのかどうかはわかりません。ですが、修正依頼がしっかり通っている可能性もあるわけでして、やって損はありませんから、同様のケースでお困りの方は試してみてはいかがでしょうか。追記以上

Googleマイビジネスに登録する

お店の経営者であれば、ビジネスオーナーとして「Google マイビジネス」登録することができます。この登録をすれば、一般ユーザーでは設定できないようなことが設定できたりもします。たとえば口コミの管理・返信、予約サイトへの誘導(リンク)、席や部屋の空き状況の表示などです。

これまでのことをやった上で余力があれば、「Google マイビジネス」登録もしてみてはいかがでしょうか。もちろん登録は無料です。詳細は以下等をご参照下さい。

参考:Google マイビジネス

別に難しいことでもコストがかかることでもありません。だったら、ちゃちゃっとやっちゃったほうがいいですよね。ぜひ、ご自身の店舗をGoogleマップで確認してみて下さい。

参考:Google マップ ヘルプセンター

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後藤ひろし(ひろぽん)

雑誌・書籍編集兼ライター、ウェブディレクター。主に学芸大学駅(学大)界隈で飲んでます。学芸大学で巡った飲食店の数は約350軒。

https://twitter.com/gokky_510

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