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TARBOW's Bar/ターボーズバー(学芸大学)の矢沢永吉マニアのマスター・ターボーさんはもうひとりの俺~永ちゃんファン、音楽好きじゃなくてもOK!飲んだくれよ、カモン・ベイビー!

ベロベロに酔っ払って、時に後悔することもあって、反省はするんだけど、やっぱりやめられなくて、夜が来るとまた飲んで。

そういう方は読んで下さい。

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学芸大学駅から徒歩1分。西口の日高屋の角を右折、すぐ先、東軒のある角を左折。飲食店がずらりと並ぶ鈴や3ビルの2階にTARBOW's Bar(ターボーズバー)というバーがあります。1985年オープンの老舗にして、学大の名物店。学大でもっとも古いバーです。

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似たビルが並んでいますが、駅方面から見ると手前の白っぽいビルです。

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マスターのターボーさんは矢沢永吉ファンです。店の外から中からすべて矢沢永吉。ただ、話が前後してしまいますが、私が行った日は永ちゃんが一回もかかりませんでした。それどころか、永ちゃんの話は一切出ませんでしたし、音楽の趣味みたいな話にもなりませんでした。

私は音楽がからっきしなので、音楽メインのバーはちょっと苦手。「好きな音楽は?」みたいな会話になると困っちゃうのです。BABYMETALと答えるわけにもいかないしw いや、いいんだけど、それ以上話が進まないしね。

ですから、TARBOW's Bar(ターボーズバー)にも二の足を踏んでいたのですが、永ちゃんファンじゃなくても、音楽に興味がなくても、ここへ来て大丈夫ということがわかりました。もちろん、日によっては濃厚な永ちゃんナイトになっていることもあるでしょうけど。

じゃあなぜゆえTARBOW's Bar(ターボーズバー)へ来たかというと、直前に味心の野中さんと酒席が同じになったから。野中さんはTARBOW's Bar(ターボーズバー)の大常連。そこで、このあともし行くなら連れて行って下さいとお願いしたのです。

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店に入るとカウンターはほぼ埋まっていました。女性3名、男性2名。実は女性ファンが多いんです。なぜだろうと思っていたのですが、その答えは徐々になんとなくわかってきます。

おや? 一番手前のボトルに書かれた名前……誰でしょねw

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ショットでも飲めますし、ボトルもあります。ボトルに書かれたロックな文字がかっこいい。すべてターボーさんが書いているとのこと。

私たちが入った時点では、とても紳士的で穏やかだったターボーさん。ところが、酒が入ってくると徐々にターボがかかってきますw 口調が激しくなってくるのですが、でも、別に怖いというわけではありません。どちらかというと、かわいいとすら思えるようなw

女性客の内、一人はターボーさんの奥様。キレイな方なんですが、ターボーさんに負けず劣らず威勢がいいw ターボーさんもタジタジ。もうお一人は私をご存じの方でした。そして、もうお一人は……。

「この子、やぶ重で働いてたんですよ」

「ええっ!?」

「ネットにやぶ重のことが載ってるって聞いたので見てみたら、私の後ろ姿が載ってました(笑)」

「あ。それ撮って書いたの俺(笑)」

しかもその子は野中さんのバンドのベーシスト。いやぁビックリ。そしてやっぱりかわいかったw

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最初はショットでバーボンを飲んでいたのですが、ターボーさんに注がれるまま、私も調子に乗って野中さんのボトルを飲んじゃって、ホント失礼だったなぁ。すみませんでした(翌日、謝りに行ったら、もちろん野中さんは怒ってなくて、ぜんぜん気にしないでーとおっしゃってくれました)。

けどさ、ターボーさんもいたずらっ子なんですよ。「飲んじゃえ飲んじゃえ」と私に目配せして、ドドドと勝手に注いじゃうんだもん。こっちも酔っ払ってるから、「すみません」と言いつつ、そりゃ断れないわけでしてw ちなみに、ターボーさんと野中さんの間柄だからこうなってます。誰彼なしにこんなことはしませんから、ご安心を。

ちなみにそのボトルはオールドグランダッドでした。つい先日、onji(おんじ)でベイゼル・ヘイデンを飲んだので、ちょうどオールドグランダッドを飲みたかった。

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ちょっと誤解してたんですよね。永ちゃんのことを熱く語り出すんじゃないかとか、なんか面倒臭いオヤジなんじゃないかと思ってたんですが、まったくそんなことはありませんでした(別に語って頂いても構わないのですが)。ターボーさんはどちらかというとサッパリ、サバサバしています。何を話していたかはベロベロでもはや覚えてないのですが、なんだか楽しくワイワイやっていた記憶だけが残っています。超楽しかったなぁ。そしてなんだか気持ちがいい。

ストレートにぶつかってくるターボーさん。ターボーさんがそうなら、こっちだって。言いたいことを言うから、言いたいことが言える。すべてをさらけ出せる。初めてでも気遣い無用。だから男も女も、酒好きで毎度酔っ払ってヘベレケなヤツはみんなターボーさのことを好きになります。

そして、こうも思うんです。同類だ。同じだ。と。そりゃいろいろあるから、普段、酒を飲んでても僕らは気をつけようとする。けど、取り繕った自分の殻を破ると、誰の中にもターボーさんがいる。ターボーさんはもうひとりの俺なんだなぁ。

クセはあります。時にしっちゃかめっちゃかになってますw けど、もしあなたがお酒好きで、もしヘベレケになるほど飲むことがしょちゅうで、もしふと寂しく感じることがあったら、TARBOW's Bar(ターボーズバー)の扉を叩いてみて下さい。そして、絡みつくような鎖なんて捨てて、気が済むまで魂に身をまかせ、何でも思い切り吐き出しちゃって下さい。もうひとりの俺はきっとすべてを受け止めてくれるはずです。

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