肝臓公司ロゴ

藤海産(武蔵小山・西小山)の魚介は新鮮でおいしくて安い!近隣の飲食店も仕入れに来るプロ御用達の鮮魚店で白子、タコを買って料理してみた

fujikaisanの画像

武蔵小山駅から徒歩10分弱、西小山駅から10分強。学芸大学駅からだと20分ほど。平和通り商店街に藤海産という鮮魚店があります。鮮魚店と言っても野菜や乾物なども扱っています。

fujikaisanの画像

もともとははす向かいの二葉フードセンターにありました。二葉フードセンターが取り壊されるのに伴い現在地へと移転しました。

以下は移転前、二葉フードセンター時代に書いたものです。

fujikaisanの画像 fujikaisanの画像

二葉フードセンター内には2軒の鮮魚店があります。鮮魚 須永と藤海産です。藤海産の前を通り過ぎる際、立派な白子が目に飛び込んできました。おおう。これには足が止まります。

「この白子は何の白子ですか?」

「鮭の白子です」

店にはメガネの兄ちゃん(店主)と美人さんがいるのですが、その日は美人さんだけでした。

「じゃあ、これひとつ頂こうかな。どうやって食べるのがお勧めですか?」

「ホイル焼きがいいですよ」

処理の仕方や食べ方をいろいろ教えてくれました。自分で白子を調理することってあまりないから、面白いかもな。

fujikaisanの画像

藤海産がオープンしたのは2015年9月。店主・藤原邦仁さんは魚屋をやりたい!と一念発起。調布の問屋で働かせてもらった後、築地で1年間寝泊まりしながら、魚やセリについて学び、藤海産をオープンさせました。現在は学習塾も経営しているという変わったキャリア。

鮮魚はもちろん、干物や刺身などの加工品もあります。日によって並んでいるものは違いますが、どれも新鮮でおいしそう。そして、なんだか妙に安い。ここで仕入れる飲食店も多いのだとか。

というわけで、教えてもらった下処理を参考にして、2品作ってみました。

fujikaisanの画像

一品目は白子ポン酢。下処理を終えた白子を食べる直前、適度な大きさにカットして、ポン酢をかけるだけ。大葉や小ネギをそえるといい感じ。そしてスダチも。

余談ですが、これは寺門ジモンさんに教えてもらったこと。市販のポン酢を使う際は、レモンや柚子、スダチ、カボスなどの柑橘をポン酢にひと絞りするんです。こうすると、普通のよくあるポン酢がグッとおいしくなります。おいしくなるというか、"ザ・市販ポン酢"の味ってあるじゃないですか。あの感じが軽減されるんです。ぜひ試してみて下さい。

白子はプリッ、トロッ。鮭の白子って少しクセが強いというイメージがあったのですが、下処理をちゃんとしたせいか、変な臭みはなく、まろやかで甘くてめっちゃうまい。日本酒が止まりません。

二品目は白子のパスタ。2パターンで作ってみました。

fujikaisanの画像

まずは白子を包丁で細かく叩き、しっかり火を通してみます。ソースは白子、バター、醤油、塩。家にあった白菜が具。スダチと唐辛子も入れました。白子感は薄れますが、まろやかな磯の風味がとてもいい。うまっ。

fujikaisanの画像

次は白子をミキサーにかけ、サッと火を通す程度に。白子感がしっかり残っています。濃厚。こちらも超うまい。見栄えは悪いけどw

ちょうど1本で一人分のソースができました。もし次やるなら白子を裏ごししてみよう。もっと滑らかにしてもおいしいだろうな。

fujikaisanの画像

こちらは別日に買ったタコ。超巨大。安い。好きな魚介ベスト3はサバ・タコ・ウニ。こんなの見せられた日にゃね。

fujikaisanの画像

そのまま岩塩を振って。ムッチムチ、コリッコリ。噛めば噛むほどタコのうま味がじゅわっ。

fujikaisanの画像

二葉フードセンター内の玉川商店で買ったキムチと和えてタコキムチ。うめぇ。

fujikaisanの画像

鮮魚店に限らず、精肉店でも青果店でもいいのですが、こういう商店で買ってきたものって、なーんか特別感があるような気がするんですよねぇ。だから料理が一層楽しくなる。そして、これも気のせいかもしれませんが、一層おいしくも感じます。

「今日はこんなのがあるんだ」

そんなワクワクもある、新鮮で、おいしくて、そして安い藤海産。一度、ちょっとのぞいてみて下さい。作る楽しみ、食べる楽しみもきっと増すはずです。

SHOP DATA