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渋谷のど真ん中に「魚がし ふくちゃん」というとんでもない居酒屋があったんですよ

uogashi-fukuchanの画像

まだマークシティーなんてものができる前、渋谷駅のすぐ前に「魚がし ふくちゃん」という店がありました。今でも坂の途中に「魚がし ふくちゃん 2号店」という立ち飲み屋がありますが、その前身です。いや、両方ともあった時期も覚えているから、前身というわけじゃないか。いや、2号店は元祖の再開前後だったかな?

それはさて置き、とにかく量がすごいんです。魚を頼んだら、基本的に一匹分出てきます。勝手を知らない人が「あれとこれと…」なんて頼もうものなら、お母さんが「むりむりw」と笑って制していました。

冒頭の写真は名物のカツオの塩タタキ。よくご覧ください。柵が3本! これを6人で食べなければいけません。もちろん、がんばれば食べられますよ。だけど、これ食べきったら、はい終了~。他に食べられないってw

食事を注文できるのは最初の一回だけ。というルールではあるのですが、仲良くなれば追加もできました。あれこれサービスもしてくれました。いや、食えないんですが。

食べきれないほどのおいしい魚介を食べて、たらふく飲んで、一人5000円ほどだったでしょうか。渋谷にあんな店があるというのが奇跡でした。

センター街あたりを歩いている今どきの子は、想像もできないでしょうね。渋谷のど真ん中に、あんなとてつもない居酒屋があっただなんて。と呟いてしまう私も年を取ったなぁw

魚がし ふくちゃん
東京都渋谷区道玄坂1-6-9