MEAT JOURNEY 2018

龍雲寺の居酒屋「ねぎ坊主」へ三度目の一見としてうかがいました

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世田谷区野沢の龍雲寺バス停前にあるインディーズ居酒屋「ねぎ坊主」。19年ほどの歴史があり、現在はお母さんが一人でお店を切り盛りしています。

2、3度うかがっているのですが、いかんせん間が開いているので、覚えられていません。毎回、初めての客の体(てい)でうかがっています。だまそうっていうわけじゃなく、覚えてらっしゃらないことを申し訳なく思わせないための、勝手な配慮からです。

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こちらは前回うかがったときに頂いた卵焼き。写真を整理していたら出てきたので掲載。

今回も前回同様、どのあたりに住んでいるのか、普段はどこらへんで飲んでいるのか、仕事は何をしているのか、結婚してるのかなど、挨拶がてらの会話を交わします。と言っても、くどくど詮索するような方ではありません。さっぱりしたお母さんです。

そんなこんなで、お通しをつまみながらビールを。

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今回のお通しはモツ煮込みとクラゲ。前回はこんにゃくだったかなぁ。煮込みを食べ終え、スパイシーチキンを頼みました。しかし、スパイシーチキンは切れているようです。

「ざんぎでもいい?」

ざんぎ? なんか聞いたことあるようなないような。

「ええ、何でもいいですよ。ちなみに、ざんぎってなんでしたっけ?」

「唐揚げ。北海道ではそう呼ぶの」

「北海道ご出身なんですか?」

「いや、息子が北海道が好きで。前は息子がお店をやっててね」

息子さんがいたということは知っていました。ただ、どんな”地雷”が埋まっているかわかりませんから、ずっと聞けずにいました。ようやく聞けるチャンス。思い切って突っ込みます。

「そうなんですか。息子さんは今どうしてるんですか?」

「こんなところでやってても儲からないでしょ。だから今は三軒茶屋でお店やってるの」

ホッ。”地雷”は埋まってなかった。よかったw

「三軒茶屋方面にもちょくちょく行くんで、機会があったら行ってみますね」

「あら、そう。ありがとう」

とうわけで出てきたのがこちらの若どりのザンギ。

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お母さんの唐揚げって感じ。おいしい。

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いつもお客さんはほとんどいません。たまたまなのかもしれませんが。お母さんは「もうそろそろ閉めようかしら。光熱費だってバカにならないし」なんて呟いてらっしゃいました。最近、こういうことをあちらこちらでよく耳にします。寂しいですね。

ただ、どのお店だっていつかは終わるもの。致し方なし。「ねぎ坊主」が終わっても、きっと息子さんがその魂を受け継いでいってくれるはずです。

そんな息子さんのお店には翌日出向くことになるのですが、詳しくはまた。

※後日、記事にしましたので、併せてどうぞ。

三軒茶屋の焼鳥屋「はなほ」はススキのごとし~普通であることの大切さと難しさ

ねぎ坊主
東京都世田谷区野沢2-5-23
03-3410-2868
食べログ

北海道で坊主というと、どうしても「谷地坊主」(「釣りキチ三平」の登場人物)を思い出すんだよなーw

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