学芸大学の鶏料理屋「青木養鶏場直送店 おかもと家」で焼き鳥、唐揚げをつまみつつ、人の、街の縁を感じた楽しい夜

偶然が縁を生み、縁で人がつながる。今回はそんなお話です。

先日、「かまくら」でお好み焼きを食べた後、「ミナミ」前で友達のTさんたちと偶然ばったり。3人で「DELIGHT」へ飲みに行きました。Tさんと一緒にいたC君とは初対面。C君は「おかもと家」によく行っていると言います。ああ、そうだそうだ。一度行ってみようと思って、まだ行ってないや。

okamotoya_12
okamotoya_13

というわけで、鶏料理の「青木養鶏場直送店 おかもと家」に行ってみました。学芸大学駅東口商店街沿い、「養老乃瀧」が入っている飲食店ビルの3階です。「下町もんじゃ焼 らくらく」と同フロア。

okamotoya_07

シックな広い店内。長いカウンターがあり、奥には掘りごたつ状の小上がりもあります。

明るく元気な店主・岡本さん。横にはほぼ毎日来ているという常連さん。レモンサワーを飲みつつ、焼き鳥と唐揚げを注文しました。

「初めてですよね? こちらにはどうして」

「前から来てみたいなとは思ってたんですが、C君がここによく来るって言ってたので」

「ああ、そうなんですか。本当にC君よく来ますよ。隣の方もみんなC君のこと知ってますし」

C君のおかげで、早くその場に溶け込めましたw

「少し時間がかかるので、これつまんでいて下さい。ワサビ味のちょっと変わった枝豆です」

okamotoya_01

C君のおかげで(?)、枝豆をごちそうして頂きました。どの段階でどうやってワサビを加えてるんだろう。茹でたあと、冷やしてからまぶしてるのかな? とてもおいしいです。いずれにせよ、こういうのって嬉しいですね。

時間がかかると言ってましたが、そうでもありません。ほどなくして焼き鳥と唐揚げがやってきました。

okamotoya_03
okamotoya_02

焼き鳥は正肉、せせり、レバー、つくね。静岡県富士宮市の青木養鶏場から朝締めの鶏肉が毎日送られてくるとのこと。正肉もせせりもプリップリでジューシー。レバー(ハツ付)はこってり。塩の振りは控えめなんですが、鳥自体の味が濃厚ですから、これくらいがちょうどいい。とてもおいしいです。

巨大なつくねは甘めのタレで。フワフワ感のあるつくねです。かすかにシャクっとなるのは玉ねぎかな? 外のカリッと感もいいですね。これまたおいしい。

okamotoya_04

唐揚げは衣が変わっています。どうしたらこうなるんだろうなぁ。小麦粉をざっくりとしか混ぜていないのか、あるいは片栗粉も使っているのか。

肉にはしっかりと下味がついています。おいしいんですが、量多いだろw 一人で唐揚げは頼むもんじゃないよなぁ。と思っていたら!

「これ、ちょっと試しに作ってみたんですよ。どうぞ」

okamotoya_05

ひえぇ。嬉しいよ? おいしそうだよ? だけどさ、もうお腹いっぱいなんだよ(^^;

「ありがとうございます。じゃ、頂きます」

ワシワシかきこみます。あ、ほんとうめぇw 柔らかい薄切りのロースト豚、濃厚な卵黄、タルタルのようなソース。こんなにお腹いっぱいなのにペロリ。

okamotoya_15
okamotoya_08
okamotoya_09
okamotoya_10
okamotoya_16

岡本さんは「てっぺん」の立ち上げにも関わったのだとか。スタッフもノリがいい。大声挨拶系ではなく、あくまでも明るくてノリがいいって感じなので、気持ちがいい。大声挨拶系は苦手です(^^;

岡本さんは元自衛官で、空手の元日本代表。すげw 現在は食革命倶楽部という会社に属しつつ、「おかもと家」のオーナー店長(にあたるのかな?)。

「ここはもともと『型無(かたなし)』という居酒屋だったんです。で、『はなび』という串揚げ屋に変わって、1年前、この『おかもと家』に落ちつきました。僕が直接お店に出るようになったのは2年前から。会社としてはここと原宿など3つのプロジェクトを進行しています」

食革命倶楽部に関しても、いろいろ話してくれました。詳細はお店で直接聞いてみて下さい。飲食ビジネスに興味のある人なら面白いと思います。私もめちゃくちゃ興味深く話を聞きました。

okamotoya_06

さて、スタッフや常連さん二人と楽しくやっていたら、背後の入り口からチャリーン、シャリーンという音が。音だけで誰だかわかるってんだから、すごいなエイト君www そう、「おかもと家」の隣のもんじゃ&お好み焼き屋「らくらく」のオーナー兼店主、エイト君がやって来ました。

「あれ? ひろぽんさん」

「エイト君、おめでとー!」

エイト君は前々日に結婚式を挙げたばかり。

「ありがとうございます。もうベロベロです」

うん、いつものエイト君だねw

「なんでここにいるんです?」

「いや、なんでって、鶏を食べに」

「ウーロンハイ」

「(スタッフに向け)あ、それ僕につけておいて下さい」

「いいんですか?」

「なんもお祝いできてないし、これくらいは」

「マジですか。ありがとうございます。じゃ、いただきます」

「かんぱーい」

「おめでとー」

お客さんに飲まされ、すでにベロベロなエイト君。ここから完全にエイト君ワールド。客4名、店員2名で大盛り上がり。

okamotoya_11

ひとしきりヒャッハーしてエイト君が出ていきました。「おかもと家」の店主、岡本さんがこう言います。

「エイト君とは同じ歳なんですよ。8年前からここでやってて、仲良くなって。経歴も似てるんです。こんなに似てる店が隣同士になるってのも、すごい偶然だなーって(笑)」

あ、自分で言っちゃったねw そうなんです。「おかもと家」はしっぽりとした大人の焼き鳥屋かと思ってたんです。だけど、まったく違いました。学芸大学でもっとも”元気”な店「らくらく」とノリを同じくする、それはそれは楽しいお店でした。

okamotoya_14

その約1週間後。やんちゃな二人、亮君とエイト君に挟まれるの図@Premier1(プレミアワン)9周年パーティー。「Premier1」の白井ちゃんとは「Bar BULLBULL」で仲良くなりました。

2年前、フラっと立ち寄った「Bar BULLBULL」で亮君が働いていました。Tさんとはその「Bar BULLBULL」で知り合いました。TさんとC君は「おかもと家」で知り合いました。C君との偶然の出会いがきっかけとなって、私は「おかもと家」に行くことになります。

「おかもと家」(の元の店)はほぼ同時期に、偶然「らくらく」の隣に店を構えることになりました。「おかもと家」のスタッフの一人はもともとこの店の常連だったそう。そんな「おかもと家」で偶然というほどではないにせよ、ばったりエイト君と会います。エイト君とは「らくらく」でも働くようになった亮君を通じて知り合いました。

そういや、Tさんは「DELIGHT」を気に入ってくれて、その後も行ってくれてるみたい。よかった。

縁を用意してくれる場が飲食店。だから飲み屋巡りが楽しい。そして、縁が生まれやすい街だから学芸大学っていいんだよなぁ。

なーんてことを「おかもと家」に来て、改めて実感させられたのでした。ごちそうさまでした、おいしかったです! まじ腹パンパン。しかも安っw

青木養鶏場直送店 おかもと家 学芸大学店
東京都目黒区鷹番2-19-23 サンビームプラザビル 3F
03-5721-6505
Facebookページ

member_goto02.jpg

後藤ひろし(ひろぽん)

雑誌・書籍編集兼ライター、ウェブディレクター。主に学芸大学駅(学大)界隈で飲んでます。学芸大学で巡ったお店の数は約350軒。

https://twitter.com/gokky_510

こちらの記事もあわせてどうぞ