「とんこつ麺 砂田」(祐天寺・学芸大学)のラーメンは不思議なラーメン。いつも味を忘れてしまう。そして、その味を思い出したくてまた食べたくなります

「とんこつ麺 砂田」のラーメンは不思議なラーメンです。もう何度も食べています。ですが、味を思い出せないのです。

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「醤丸」で携帯に唯一残っていたつけ麺。撮影日:2013年7月

「醤丸」の記憶がごっちゃになっていて思い出せない(「醤丸」に関しては後述)。毎回、味にムラがあって思い出せない。その味もスッと入って来るから記憶に残りづらい。

不思議です。とても不思議。そして、思い出せないのに、なぜかまたふと食べたくなるからさらに不思議です。

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祐天寺駅から徒歩約10分。学芸大学駅からは徒歩10分強かな? 旧目黒区役所前、中央中通りにある「とんこつ麺 砂田」。最初にその成り立ちから。

店主・砂田氏はお寺の祐天寺の目の前、駒沢通り沿いに「醤丸(じゃんまる)」というラーメン屋をオープンさせました。正確なオープン年はよくわかりませんが、2005年ごろだと思います。

お体を悪くされたりして、休業・再開を繰り返しつつ、2009年に一度閉店。以後、現在まで「醤丸」は他の方が引き継いでやってらっしゃいます。

そんな砂田氏が2011年、上述の地に「とんこつ麺 砂田」を開店。「醤丸」もそうでしたが、「砂田」も時に行列ができるほどの人気店です。

営業時間は19:00~3:00。月火が定休日。ちょっと変則的なので、行かれる際はご注意を。

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カウンターが空いていれば、そのまま座ればいいのですが、埋まっていたら、ソファー席で待ちます。店員さんの合図が出たらカウンターへ。カウンターにつき、店員さんが注文を取りに来たら注文を告げます。

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注文といってもラーメンは一種類。トッピング、麺味油の指定をするだけです。人気のトッピングはジャコネギ。味油は好みですが、麺は絶対にかためにして下さい。

丼に返しとスープを入れ、茹であがった麺を入れ、注文に合わせてトッピングを乗せて行きます。ただ、この手があまり早くない。ご病気されてからこうなのかな? 以前はそうでもなかったような。スープと麺が一緒になり、こちらに供されるまで、結構時間がかかります。ですから、麺はかためがおすすめです。

今回はラーメン、チャーシュー、すべて普通、角煮めしというオーダー。

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ボリューミー! 麺の堅さを普通にしたので、少し柔らかめでした。スープはガッツリではありません。比較的優しい豚骨です。豚骨が苦手という人でも食べられると思います。が、先述の通り、毎回、印象が違うんですよねぇ。前回はもう少しガツンときたような。そして、初めて食べた時はもっとパンチがきいていたような。けど、それが「砂田」だったのか「醤丸」だったのかの記憶も曖昧で……。

スッと飲めてしまうスープ。パンチはありません。ですが、物足りないというわけじゃない。とてもおいしい。どんどん食べられます。すべてを食べ終え、店を出て、学芸大学駅方面へと戻ります。あれ?

もう味を忘れています。うん、豚骨だったのは間違いない。おいしかった。けど……あれれ? どんなだったっけ?

こうして書いている最中も、味を思い出そうとしていますが、思い出せません。なんだろうこれ。

「あの味が忘れられなくてまた食べたくなる」

じゃない。

「あの味を思い出したくてまた食べたくなる」

です。そしてやっぱり、食べたくなってきましたw

あ、罠か? 罠なのか? だとしたら、こいつぁ巧妙だ。

とんこつ麺 砂田
東京都目黒区中央町2-3-6 幸和芝園ビル1F
03-5734-1732
食べログ

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執筆者:後藤 ひろし(ひろぽん)
雑誌・書籍編集兼ライター、ウェブディレクター。主に学芸大学駅(学大)界隈で飲んでます。
https://twitter.com/gokky_510

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