「絹の食卓」は原料に邪道感を抱いてしまうけど、バカにできないおいしさだった

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”絹”は大げさではなく、本当に細いです。この細さにより小気味のいいプチプチとした歯切れが生まれます。ゆで時間は表示では2分となっていますが、1分強で十分です。袋の中で束にはなっておらず、袋に目盛りがついていて、分量を自分で決められるという工夫もいいですね。

購入時から食べる直前まで、粘着剤が使われていることを「邪道」と思っていました。しかし、食後、その考えは一変します。

小麦、食塩だけで作られた”王道”のそうめんで、クソまずい素麺が山ほどあります。材料が”王道”でマズいもの、材料が”邪道”でおいしいもの、どちらがいいかということです。

さらに、アルギン酸エステルは多くの製品でよく使われているメジャーな添加物。これすらも許さないのであれば、今後、いろいろなものが食べられなくなります。

つまり、仮に”邪道”だとしても余裕で許容内。むしろ、細くておいしい素麺を作り上げようとしたメーカーの努力に敬意すら表したいほどです。逆に、食べる価値ゼロの素麺を出しているメーカーに怒りすら覚えます。

というわけで、当ブログで紹介している星ふたつ以下の素麺を食べるくらいなら、「絹の食卓」を選んだほうが1000倍いいでしょう。こういう比較をすることすら「絹の食卓」に失礼ですが。

オススメ度:★★★☆☆

名前:絹の食卓 そうめん
原材料:小麦粉、食塩、増粘剤(アルギン酸エステル)
製造者:株式会社はくばく

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後藤ひろし(ひろぽん)

雑誌・書籍編集兼ライター、ウェブディレクター。主に学芸大学駅(学大)界隈で飲んでます。学芸大学で巡ったお店の数は約350軒。

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