何気ないのに気がきいている。学芸大学の「わいん居酒屋 鷹番食堂36(ミロ)」には楽しい演出が満載

※残念ながら閉店してしまいました。以下は古い情報です。ご了承ください。

「そう来たか」

takaban36_001
takaban36_002
takaban36_003

鷹番食堂36のメニューは、出てくるとどれもそう思わせてくれます。だからといって奇をてらっているわけでもない。ちょっとした、やり過ぎない見せ方の工夫が素晴らしい。センスを感じさせます。

たとえば温野菜のアンチョビ。店内の張り紙には確か「丸ごと一個くるかも」みたいなことが書かれていたと思います。確かにその通りで、この日はブロッコリーがガンと一個茹でられてきました。これを客みずからがナイフで切り分けるのですが、この見た目の豪快さ、アトラクション性は、おいしいだけではない、”楽しい”を演出してくれます。

マスに置かれたワイングラスにこぼれるまでワインを注いでくれるサービスも、お得感というより楽しさを感じます。そう、単なる料理のセンスではなく、人を楽しませるセンスがこの店には(店主には)あるのです。

お盆明けの金曜日、午後8時に行きました。しかし、客は私たち二人のみ。これほど素晴らしい店が、こんなに空いているのはどう考えてもおかしいです。もちろん、混んでいることもありますが、この店は常に混んでいるべきです。そうなるよう喧伝することを私は厭いません。

わいん居酒屋 鷹番食堂36(ミロ)
東京都目黒区鷹番2-20-19
03-6412-7274
食べログ

member_goto02.jpg

後藤ひろし(ひろぽん)

雑誌・書籍編集兼ライター、ウェブディレクター。主に学芸大学駅(学大)界隈で飲んでます。学芸大学で巡ったお店の数は約350軒。

https://twitter.com/gokky_510

こちらの記事もあわせてどうぞ