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中華料理屋・東軒/あずまけん(学芸大学)は濃厚でガッツリ。ラーメン、チャーハン、餃子、何食べてもおいしいライブ感あふれるお店です。マスターたちも最高!

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学芸大学駅から徒歩30秒。西口を出て日高屋の角を曲がった先にある街場の中華料理店・東軒(あずまけん)。地元の人に愛されて約45年です(詳細後述)。

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カウンター席のみの小さなお店ですが、お昼や夜は大賑わい。普通に飲みに行く人も多いです。なんてったって、料理はうまいし、マスターとアキラさんが最高だし。二人ともイケメンのモテモテなんだわw ちなみにお二人ともカラオケが超うまい!

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醤油ラーメンは昔ながらの懐かしいラーメン。スープがしっかりしています。

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こちらは肉ニララーメン。"さっぱり"なんて言葉とはまったく縁のないガッツリした味付け。アツアツでうまい!

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広東メンはとろみ控えめ。けど、とてつもないボリューム。パンチもあって食べごたえ十分。

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激辛ラーメン。普通に辛いのですが、頼めば超辛くしてもらえます。熱くて辛くて多くて、坂本製麺のブリッブリの麺もおいしい。

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居酒屋・かっぱのお姐さんが「味噌ラーメンがおいしい」と言っていたので初めて食べてみました(写真は味噌野菜ラーメン)。味わいは味噌ラーメンとタンメンの中間。ほのかな味噌味。どちらかというとダシが強め。このタイプの味噌ラーメンは初めて。すごい。激うま。初めて東軒に行く方はオーソドックスなラーメンからいってください。もし何度か行っているのであれば、ぜひぜひ。やばいです。

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チャーハン、特にガーリックチャーハンがおいしいのですが、下のチャーハンはアキラさんが間違ってガーリックではなくメンマのチャーハンにしちゃったの図w いいのいいの。だってうまいんだもん。あとで気づいたマスターは大盛り分をサービスしてくれました。

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餃子もみんな大好き。なんぼでも食べられる。この界隈のバーの出前では、必ず東軒の餃子がやってきます。ちなみに東軒の出前は二品から注文を受けてもらえます。

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夜に行くと出てくる冷や奴、麻婆茄子、塩焼きそば、ホイコーロー、チンジャオロース、春巻きと若鳥の唐揚げmix。どれもガッツリ。うまっ。

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出た! コカコーラー! 老舗やいい店は音を伸ばしがち。さいとう屋もコーラー。市太郎(西小山)はコーラー、お茶ワリー、ウーロンハイー。ばんはセロリー。恵比寿村(恵比寿)はエシャレート。今はなき阿蘇はなすビーみそ。

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年季の入った店構え。気合いの入ったお二人の佇まい。外観と人と味とが見事にマリアージュして、濃厚に、強烈に、こちらに襲いかかってきます。

カウンター越しにお店の方々の姿を見ているだけでワクワクします。「食はライブ」と寺門ジモンさんはよく言いますが、まさにその通り。ファンキーでロケンローでご機嫌なサウンドが、この店内に響き渡っています。

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「やり方わかんないよ」と言いつつも楽しそうにインスタ中のマスター(@azumaken.gakudai

たっぷり食べるもよし、ちょいとつまんで飲むもよし、楽しい常連さんたちやマスター、あきらさんとワイワイ盛り上がるもよし。男性でも女性でも楽しめる、この街がこよなく愛するお店・東軒。ぜひ一度。

東軒の生い立ち(追記)

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2019年11月某日。某飲み屋であきらさんとばったり。いろいろと話を聞いたのですが、衝撃的すぎました。以下、互いに酒が入っていた状態での会話だったので、正確性は保証しませんw

学芸大学の東軒がオープンしたのは「44年前の11月8日」。1975年ということでしょうかね(1973年という情報も)。あきらさんが働き始めたのはオープンして数ヶ月後だったそう。のちにマスターの妹さんと結婚し、マスターとあきらさんは義理の兄弟となります。

さて、大岡山に東屋/東家というそば屋がありました。漢字表記はどちらだったか失念。いずれにせよ「新潟から」の流れだそう。

なお、新潟県新潟市中央区に昭和2年創業の東屋というそば屋があるのですが、これと関係があるのかどうかは不明です。また、東家といえば明治7年創業、北海道釧路市の竹老園 東家総本店が有名ですが、これとの関係も不明です。

東軒のマスターはサラリーマンとして働いた後、この東屋/東家で修行し独立、学芸大学に店舗を構えることになります。東屋/東家から漢字をもらい、屋号は東軒。

東屋/東家から独立したのは学大の東軒だけではありません。「何十軒」と東屋/東家から独立した店がありました。独立した店はそば屋だったり、中華料理店だったり。多くが東屋/東家もしくは東軒という屋号だそう。渋谷円山町の東軒もその内の一軒です。

単に独立をしたというだけなので、各店のつながりはありません。おのおのが独自に経営されています。

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祭りシーズンにRaglanのGGDG Tシャツを着て、GGDG/TY05はっぴ(非売品)を羽織り、東軒前で。左がマスター、右があきらさん(撮影/りっぴーさん)

「18で(鹿児島県から東京へ)出て来て、もうこっちの方が長いでしょう。ずっとこの街に住んでるから、ここがねぇ」

「故郷のようなものですか?」

「そう。ほんと、学大に来てよかったよ。いい街だもん」

あきらさん、僕もまったく同じです。学大に来てよかった。いい街ですもん。こんないい店、いい人たちにいっぱい出会えたんですもん。

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